最近、未経験からIT系フリーランスになりたい人が多いですよね。実は僕も、未経験からフリーランスになりたくてなったクチです。というわけで今回はそんな僕から、在宅フリーランスやるならWeb制作がいいよ!という話をしたいと思います。
実際、僕は在宅フリーランスのWeb屋をやっていて、2017年からずっとひきこもってます。
なぜWeb制作なのか
ITといっても、Web制作だけじゃなくてシステム開発とかいろいろあるわけですが、その中でも僕がWeb制作をやりたかった理由。それは、在宅フリーランスになってから、ランサーズで案件をとりやすそうだったからです。
試しにランサーズを覗いてみるとわかりますが、ランサーズのWeb制作の案件は、システム開発案件に比べ数が多いです。また、比較的小規模の案件が多いため、個人で在宅でも受注しやすいだろうと考えました。
実際、その通りだと思います。僕の周りには、在宅でなかなかの規模のシステム開発を請けている人もいてすげーなと思いますが、それができている人は僕の観測している限り、かなり少ないです。Web制作はまだ受注までのハードルが低く、どちらかというと初心者向けではないでしょうか。在宅フリーランスであれば、Web制作をやっている人が多い印象です。
注意として、Web制作と一言でいっても、範囲が広い(ディレクション、デザイン、コーディング、SEO、広告、マーケティング、ライティング etc…)ので、個人でやるためには自分の得意分野を決め、その分野の能力に特化することが大事だと思います。苦手なことをやろうとすると、時間はかかるわクオリティは低いわでいいことがありません。
例えば僕の場合は、コーディングとWordPressに特化しています。他のこともできなくはないですが、仕事としてやるには少々しんどいです。(でも、知識はあったほうがいい。)
フリーランスのエンジニアは、在宅ではなく常駐でならやりやすそうですけどね。開発のリソースが足りないときに、フリーランスを補充するという話はよく聞きます。
デザイン?コーディング?
フリーランスとしてやるなら、デザインとコーディング、どっちがいいでしょうか。
これは、その人の得意不得意もあると思いますが、僕はコーディングを推します。
なぜかというと、デザインって、クライアントと直接やり取りして、相手が満足するまで何度もリテイクして…ってイメージないですか?僕が観測できる範囲にそういう事例が多いだけかもしれないんですが、そういうイメージです。
つまり、時間の予測がしづらいんですよね。デザインのスケジュールをたてたところで、実際その通りいかないことが多いです。間にディレクターがいて、進捗管理をばっちりやってくれてデザインディレクションもしてくれるならまだいいんですが、まぁなかなかそうもいかないです。
そんなわけで、スケジュール通りいきづらい印象のあるデザイン。スケジュール通りいかないと、案件がかぶりまくったり、納期直前なのに全然終わらなくて、なんかいつ見ても夜遅くまで仕事してる人をよく見かけます。
デザイナーさんって、根性ある人多いですよね・・・僕には無理です。
その点コーディングは、言ってしまえばもう決まっているものを実装するだけの作業なので、とても気が楽です。どれくらい時間がかかるかも把握しやすいですし、デザインの段階よりかは手戻しも少ない。
サイトの機能に直に関わってくる部分なので、気を付ける部分は多いです。また、いろんな技術を身につける必要もあるでしょう。が、何度も手戻しが発生しないというのは僕にとっては大きなポイントです。
作業時間が把握しやすいということは、それだけ時間管理もしやすくなります。健康的に仕事を継続するうえで時間管理は非常に重要ですので、デザインよりはコーディングのほうが、フリーランスに向いていると思います。両方できたらすごいですけどね。
制作の他にもできることがある
Web制作は、ただWebサイトを作るポジションであるクリエイターだけでなく、Webサイトを作る前の企画・提案ができるディレクターや、既に完成したWebサイトの売り上げを伸ばすマーケター、広告の運用を専門とする広告代理店などがあり、そのマネタイズ方法も様々です。
例えば、マーケターが自分の施策により売り上げが上がった場合、その一部を報酬としてもらうといった契約ができれば、契約が増えるほどどんどん収入がアップしますよね。これはとても魅力的。
企画・提案からできるディレクターが営業もすれば、作業部分を外注にまわし、報酬額が大きい案件を複数こなすことで大きな収益を得られる可能性もあります。
このように、レバレッジの効く仕事ができるのもWeb制作の魅力ではないでしょうか。
まとめ
というわけで、僕は在宅フリーランスやるなら個人でも請けやすいWeb制作を、さらに言うなら時間管理のしやすいコーディングをオススメします。
他にも、僕はその域には達していませんが、ディレクションやマーケターという道も魅力があって良いです。
フリーランスのコーダーが実際どんな仕事をしているのかを書いた記事もありますので、よかったらどうぞ。
それじゃ、バイバイ!