「フリーランスが信頼されるためには即レスが必須」は必ずしも正しくない

よく、「フリーランスで信頼されるためには、即レスすることが必須」と言っているのを見かけます。

この言葉をそのまま鵜呑みにして、休日だろうと深夜だろうと連絡をとっているフリーランスの方がいるようなのですが、そういうことじゃないです。

「フリーランスは年中無休24時間対応しなきゃいけないのでしんどい」って、普通に考えてそんなデタラメなことになるわけがないです。

営業時間外のレスは基本不要

自分が営業している時間を平日の9時~18時と決めていれば、それ以外の時間で連絡がきても、レスする必要はありません。

むしろ、レスしないほうがいいです。

営業時間外に時間にレスをしてしまうと、「この人は、この時間でも仕事をするんだな」と認識されてしまいます。

それは、認識するほうが悪いのではなく、実際に連絡がとれているのでそう思われても仕方ないですよね。

僕の場合、金曜の深夜に何か案件の確認の連絡がきて、日曜の昼に「確認しましたか?」みたいな連絡がきたとき、若干キレ気味に「休日なので確認してません(直球)」と返したことがあるぐらいです。そんなもんでいいです。だって休みだもん。

そもそも営業時間が決まっていない方は、ぜひ決めてください。時間を決めずにだらだら仕事をするのはオススメしません。

即レスしたほうがいい場合もある

前項で「基本不要」と書いたとおり、即レスしたほうがいい場合もあります。

それは、自分のミスで重大な不備が出ているとき。

例えば、提携社名を間違っているとか、記事が表示されなくなっているとか、明日キャンペーンなのにAnalyticsが設置されていないとかそういうやつ。

こういった緊急で直さなければいけないパターンのやつは、休日だろうが深夜だろうが、言われたらなおします。自分のせいですからね。

さすがにこれをガン無視してると信頼度が下がります。

これを避けるためには、納品前によく確認するのはもちろん、緊急で対応しなくていい時間に納品するというのも1つのテクニック。

金曜の営業時間ギリギリに納品したら、土日に緊急対応しなきゃいけない確率が高まりますので、週末を避け、できれば午前中に納品したいところです。

レスしなくてもいいけど、確認だけはする

緊急で修正しなきゃいけないパターンもあるので、残念ながら、営業時間外だからといって連絡を完全無視しないほうがいいです。特に、自分が携わっている案件の納品直後は。

いちおうメッセージを見るだけ見て、特に問題なさそうであれば次営業日に連絡を返す。

チャットワークは既読がつかないのでそれでいいですが、LINEとか既読がつくツールの場合は、「休日明けに確認します!」くらいのレスをつけてもいいですよね。とにかく、休日は基本対応していませんよというアピールをしておきましょう!

おわり

もちろん、営業時間内であれば即レスしたほうがいいです。すぐに対応できなくても、「すぐに対応できません」という旨を伝えればオッケー。

営業時間内は即レス、営業時間外は基本レスしない。

これを心がけることこそ、「この人はちゃんと営業時間を決めてきっちり働いている」と認識され、信頼につながるのではないでしょうか。

それでは、バイバイ~

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