Windows10のOpenSSHでconfig使ってSSH接続

Windows10に搭載されているOpenSSHを使って、configを読んでSSH接続する方法がやっとわかったので、備忘録として記載。




‘config’,’秘密鍵ファイル’,’known_hosts’の3つのファイルが先方から送られてきたものの、それをどうすればいいかわからず四苦八苦した。先方にやり方がわかりませんと聞いてみたけど、先方も「Windowsはちょっとわからないので、がんばって調べてみてください」とのこと…まぁそりゃそうだよね…世間はWindowsエンジニアに厳しい。

いろいろ調べたところ、どうやら’.ssh’というディレクトリに上記3つのファイルを置いて、普通ならコマンドプロンプトで

と打つだけでSSH接続ができるらしい。というところまではわかった。

ところが’.ssh’がどこにあるのかがわからなかったレベルで、ようやく置き場所がわかって接続もできたよというお話です。

OpenSSHの確認

まずWindows10のOpenSSHが入っているかチェックしましょう。

以下のように出れば入ってます

入ってなければインストールしましょう。

ちなみに、Git付属のOpenSSHを使っている場合は、使用方法がいろいろ違うらしいので、あんまり使わないほうがいいんじゃないですかね…ややこしいです。

configの記述方法と設置場所

SSH接続する際、configというファイルを作ってそれを読み込むことで接続が簡単になります。configがないといろいろ大変です。

configの置き場所

configの置き場所は以下。

C:\Users\ユーザー名\.ssh

OpenSSHがインストールされていれば、既にそこに’.ssh’あるはず。
なければディレクトリを作りましょう。

このディレクトリに、”config”という名前のファイルを、拡張子なしで作成します。
ちなみに、秘密鍵(.key)もこのディレクトリに置くのが一般的です。

configの記述方法

configの基本的な記述方法は以下のような感じ

Host 接続名(任意)
この名前をもとに、「ssh hoge」と入力します。
HostName ホスト名
User ログインユーザ名
port ポート番号
IdentityFile 秘密鍵へのパス

また、一つのconfigファイルで複数のssh接続設定ができます。

接続!

コマンドプロンプトで以下のように入力。

接続できましたでしょうか。

現場からは以上です。

イチオシ!書籍

シェアしてくだちい

フォローしてくだちい

コメント

  1. 匿名 より:

    チルダ(~)は、ユーザーのホームディレクトリです。

  2. どるちぇ より:

    configファイルというのはテキスト(.txt)ファイルですか?
    どこにhost~を記述するのかわかりません

  3. 匿名太郎 より:

    探していたコンテンツ!
    LinuxかMacのことしかなかなか見つからず……四苦八苦しておりました。
    大変助かりました。