WordPressのプラグインには、便利なものが山ほどありますが、まだ慣れていないうちは何を使えばいいかわからないですよね。
その中でも、数々のWordPress案件をこなしてきた私がよく使っているプラグインをいくつか紹介します。
便利なプラグインを知っていれば、WordPressでのサイト制作は確実に質が上がりますよ。
ほぼ必須系
どんな案件だろうと入れておいて損はない系プラグイン4つ
SiteGuard WP Plugin
お手軽にセキュリティ対策ができるプラグイン。
いろんな機能がありますが、とりあえず「ログインページ変更」「画像認証」「ログインロック」だけでも有効にしておけば、ブルートフォースアタックに対応できます。
もちろんこれだけでは万全と言えないので、その他のセキュリティもチェックする必要はあります。
BackWPup
データのバックアップを自動でとってくれるプラグイン。
データベースはもちろん、テーマどころか、インストールしたディレクトリ以下であれば丸ごと全部バックアップとれてしまう。便利。
バックアップ用プラグインはいろいろありますが、高機能かつ自由度が高く、一番オススメです。
その他のデータベースバックアップ方法は、データベースのバックアップをとる方法3タイプで紹介しています。
All in One SEO Pack
その名の通りこれ一つで、metaまわりの設定やOGPの設定、AnalyticsやSearch Consoleとの連携が行える。
「titleやdescription等は管理画面からこのプラグインを使って変更できます」と丸投げできて便利。
最近、Yoast SEOと比べられることが多いけど、僕はこっちのほうがわかりやすくて好き。無料で十分いけます。
TinyMCE Advanced
エディターの拡張機能プラグイン。
フォントサイズ変更くらいはデフォルトで入れておいてあげると親切。
準必須系
そういう案件であればだいたいこれを使うであろうプラグイン5つ。
Custom Post Type UI
カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーを設定できるプラグイン。
高機能かつ自由度が高い。
Custom Post Type Permalinks
カスタム投稿タイプのパーマリンクの設定ができる。
だいたいCustom Post Type UIとセットでインストールする。
Advanced Custom Fields
カスタムフィールドの設定をするならこれ。高機能。
リピーターフィールド等、一部有料の拡張モジュールもあるが、安いし買えばいいと思う。
プラグイン自体をテーマ内に含めてしまう方法もあるので、テーマを作成するときにも使えます。
MW WP Form
日本産のお問い合わせフォーム用プラグイン。
フォームに必要な機能はだいたいついている。
日本語なので、フォーラムも日本語で情報も多く使いやすい。
WP Admin UI Customize
特定のログイン権限に対し、管理画面に表示させる項目を手軽に設定できるプラグイン。
クライアントには重要な部分を触らせたくない場合に。
テスト系
テストするときとかに便利なプラグイン2つプラスおまけ1つ。
Theme Test Drive
ログインしているときだけ、テスト用に設定したテーマを表示させることができるプラグイン。
これを使えば、わざわざテスト用サーバーを準備しなくていいので時短になる。
ただし、対象はテーマだけで、管理画面から入力する必要のある部分(固定ページの内容とか)を変更する場合はややこしくなる。
最終更新が2年前となっているが、テストが終わったらアンインストールすればいいので、特に問題はない。
Duplicate Post
投稿を複製できるプラグイン。複数の記事に対しチェックが必要な場合に捗る。
これでカスタムフィールドを複製するとデータベースが壊れることがあるので要注意。
運用開始後はあんまり使わないほうがいいかも。
おまけ – WordPressテーマユニットテストデータ
様々な状況を想定した記事データをインポートし、記事ページの表示をチェックするためのツール。
日本語対応で、これによりけっこうな量の表示不具合を発見できたりする。1回は使ってみるといい
以上、WordPressで使える便利なプラグインたちを紹介しました。
基本はカスタマイズをガンガン行うとき用に使用するプラグインが多いです。上記のプラグインで、だいたいのWordPress案件はこなすことができますね。
ただ、便利でガンガン使ってしまう反面、人が作ったものなのでどのようなバグが潜んでいるかわからないため、作業前にデータベースのバックアップは必ずとっておきましょう。