WordPress – データベースのバックアップをとる方法3タイプ

WordPressのカスタマイズをしようと思ってググって出てくるTipsによく書いてある、「作業前には必ずデータベースのバックアップを取ってください!」の文言。

「いやいやーデータが壊れるとか都市伝説でしょーww」と思ってめんどくさがってバックアップをとらない方もいると思いますが、本当になんで!?というタイミングでデータが消えてしまうことがたまにあります。

私も過去2回、データを消し飛ばしたことがあり、両方ともバックアップをとっていなかったため大変なことになりました。とりましょう。バックアップ。




方法1.プラグインでバックアップ

これが一番簡単で、初心者でも手軽にバックアップをとる方法です。

バックアップをとれるプラグインは何個かありますが、私がオススメするのはBackWBupというプラグインです。

ダウンロードはこちらから

なぜこれをオススメするかというと、

  • 設定がラク
  • 自動で定期的にバックアップが取れる
  • データベースだけでなく、ファイルもバックアップできる

というメリットがあるからです。デメリットはありません。たぶん。

BackWPupの設定方法

管理画面のプラグインから検索してインストール、もしくは上記リンクからダウンロードしたものを管理画面からアップし、インストールしたあと有効化します。

下記は、データベースのバックアップ方法です。

①新規ジョブを作成をクリックし、
②ジョブにわかりやすい名前を入力し、
③バックアップをとりたい項目を選択。

ちょっと下までスクロールし、

④バックアップファイルを置く場所
⑤ログの送信先(エラーがあった場合のみメールで知らせることもできます)

上記5つを入力したら、一旦保存。

次に、

①上部のタブから「スケジュール」をクリックします。
②WordPressのcronを選択し、
③いつバックアップをとるかを指定。

データベースのバックアップだけなら軽いので、基本的に毎日とっていいと思います。ただ、なるべくユーザーがアクセスしない時間帯を選びましょう。

最後に、

①「宛先:フォルダー」を選択し、
②フォルダーに保存するファイルの数を指定します。

毎日バックアップをとる設定で、30個保存するとすれば、過去1ヶ月間までは遡って復元できるということになりますね。

BackWPupで取り急ぎ必要な設定はこんなところで、あとは好みに合わせ変えてみてください。

手動でもバックアップがとれる

上記の通り設定すれば、あとはスケジュールにあわせ勝手にバックアップをとってくれるんですが、BackWPupのすごいところは上記と同じ設定で、手動でもバックアップがとれるというところです。

どういうことかというと、

管理メニューから「ジョブ」を選択すると、さっき設定したジョブが出てきます。

そこにマウスを乗せると「今すぐ実行」というボタンが出ますので、それをクリックするだけでバックアップがとれてしまいます。

自動でのバックアップに加え、念のため作業前にポチっと押して手動でもバックアップをとってしまえば安心ですね!

方法2.phpMyAdminでバックアップをとる

いやいやちょっと待て、プラグインでバックアップをとろうとしたときにデータベースが消えてしまったらどうするんだ!という心配性のあなた。確かにおっしゃる通りです。

クライアントに「プラグインの不具合でデータが消し飛びました」と言っても許してくれないでしょう。実際に許してもらえませんでした

というわけで、もっと確実に自分の力でバックアップをとってみましょう。

phpMyAdminへログインする

これはお使いのサーバーによって違うと思いますので、わからなければサーバー会社へ問い合わせてみてほしいのですが、ひとまず私がメインで使っているエックスサーバーの場合で説明します。

エックスサーバーいいですよ!オススメです!エックスサーバーの何がええんやっていうのはまた今度別の機会に紹介しますね。



サーバーパネルへログインしたあと、phpMyAdminへログインします。

このときログイン情報を求められますが、情報どこにあるんかわからん…って人は、FTP開いてwp-config.phpを見てみてください。バッチリ書いてあります。ええんかそれで…

対象のデータベースを選択し、
上のタブの「エクスポート」を選択。

なんかいろいろ設定がありますが、よくわからなければとりあえずファイル形式をzipにするくらいにしておきましょう。そして、右下の「実行する」をクリックしてください。

これで、ローカルにデータベースのバックアップが保存されます。

方法3.サーバーのバックアップサービスを使う

いやめんどいしなんか見たこともない画面で怖いわ。もっと簡単にできないの?

なるほど、それもそうです。ありますよ、もっと簡単な方法が。そう、エックスサーバーならね。(他サーバーでもあるところはあります)



先ほどのphpMyAdminのすぐ上にありますね。この「mySQLバックアップ」をクリックします。

使用しているデータベースの一覧が出ますので、バックアップをとりたいデータベースをエクスポートするだけ。

ただこの方法は、サーバーによって制限があったりしますので注意しましょう。

まとめ

バックアップをとるのは意外とめんどくさくないです。知っていればだいたいワンタッチでできますからね。

これを怠って、今まで苦労して書いたデータが消し飛んでしまうことを想像してみてください…やばいですね…

みんなでとろう、バックアップ。

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