めんどくさがりなフリーランスでも簡単にできる確定申告

フリーランスになったら立ちはだかるであろう壁、確定申告。やり方もイマイチわからないし、だいたいわかるけどめんどくさくてやりたくない…実際に確定申告締め切り直前に苦しむフリーランスが大量にいます。

僕も既に確定申告をしましたが、ちゃんと準備して定期的に帳簿付けを行っていれば、楽勝です。今回はフリーランスが確定申告をする際に準備しておくといいものを紹介します。

そういえば、2020年からe-taxで確定申告したら控除額が10万円増える(つまり支払う税金が減る)って知ってました?やばいですよ。早いとこe-taxの準備しましょう。

本記事の構成は以下の通りです

  • 準備するもの
  • 定期的に帳簿付けする
  • 確定申告の際の流れ

それではいきましょう。




準備するもの

何事もちゃんと準備していればこわいものなんてありません。僕は確定申告をするにあたって、以下のものを用意しました。

ドキュメントファイル(13ポケット)

1ヶ月ごとに領収書を分れば、これ1冊で12ヶ月、つまり1年分の領収書をまとめることができます。すっきり収納できて大変便利。経費になりそうな領収書やレシートは全部月ごとにまとめて入れています。

上で紹介している商品でなくても、その辺の文房具屋とかで1年ごとに買えばいいと思います。

13ポケットあるので、残りの1ポケットは税金の領収書を入れることにしています。

経理サービス freee

確定申告用の帳簿付けをして、税金の計算なんて、自分でやろうと思ったら大変です。月に数件しか書くことがないならまだしも、ECサイトを経営していたり、ブログとかサービスから細かく収益が入るのであれば正直フリーランスが一人でやってられる量じゃないと思います。もしかすると、みんな自分でやってるから苦しんでるのかもしれませんが…

僕は経理に長い時間を割くのはもったいないと思いますし、人生なにごとも楽なほうがいいという信念のもと生きていますので、サービスを使ってちゃちゃっと済ますことをオススメします。

僕が使っているのは、freeeという経理サービスです。

帳簿をサクサク登録できる機能はもちろん充実してますし、何より月ごとの収支をグラフで詳しく見ることができるのがうれしい。「俺、がんばってるな~」って気になります。売り上げが下がってるときはもっとがんばろうってなりますしね。

確定申告のときも、申告書を作るために必要な情報を何個か入力するだけなので、めっちゃ速いです。何も考えなくていい。

更にe-taxにも対応していて、確定申告書のデータが作成できたらそのままe-Taxで送信できちゃいます。よくわからないことがあったらサイト上から税理士に相談できますし、税金のことについてオウンドメディアでもとても詳しく書いてるので、基本的に不明点はすぐ解決できます。

利用料金は現時点で、スタータープランで年間9,800円(スタンダードプランは19,800円で僕はこっちを使っています。用途によってどっちを使うか選択しましょう)となっていますが、帳簿付けや確定申告に使う膨大な時間を年間9,800円で買えるなら超絶安いと思います。お金は時間を買うために使いましょう

というわけで、バナー貼っときますね😉



カードリーダー

e-taxを使うにあたって、マイナンバーカードのICが必要となりますので、そのためにカードリーダーを持っておく必要があります。

僕が買ったのはこれ

カードリーダーもいろいろ種類があってよくわからないのですが、(なんかめっちゃ高いのもあった…何が違うんやろ)とりあえずソニーだし、非接触だし、e-Taxに対応って書いてあるからこれでいいかなって感じでした。

これ買っとけば控除が10万円増えますからね。買わない理由がないです。しかもこれ自体も経費です。

開始届出書の提出

e-Taxで申告するためには、税務署に「e-Taxで申告しますよ」という旨を伝える「開始届出書」を提出する必要があります。これもオンラインでできます。

詳しくはe-Taxの公式ドキュメントを参考にどうぞ。

定期的に帳簿付けする

freeeを使うとはいえ、帳簿付けをするのはやっぱり大変です。僕の場合はメインの受託制作の他に、サブとしてECサイトも運営していますので、ほぼ毎日売り上げが立ちます。仕入れもありますしね。

だいたい月末に前月の帳簿をまとめてつけることにしています。カードの支払いとか若干誤差があると次の月にまわったりするんで、1ヶ月前の帳簿をつけるくらいがちょうどいいんじゃないかなと。

それでも1ヶ月分でだいたい30分~1時間といったところでしょうか。事業用の口座を1つに絞って作っておけば、freeeだと口座と同期できるので一瞬で終わりそうですが、ちょっと口座を5つくらい持ってるうえに引っ越したりして銀行をころころ変えることがあるので、全然まとまってない感じです…

1ヶ月でもこれだけ時間かかるのに、12ヶ月分をソフトも使わずに自力で確定申告直前にやるとかすごい根性ですよね…僕には無理です。

また、定期的につけることで、freeeであれば月ごとのデータを見ることができます。

自分で稼いだお金をこうやってグラフで確認できるってめっちゃテンションあがりますよ!収益があれば、ですけどね。

確定申告の際の流れ

もうfreeeを使用している前提になるんですが、最後に確定申告のときどんな感じなのかをちょろっと紹介します。

これは去年のぶんですが、freeeの確定申告書類作成画面です。

作成自体はは基本→収支→確認の3ステップで、提出→その後とアフターサービス?が続きます。提出が完了したら「提出が終わりました!」ボタンを押すみたいですね。押してなかったみたいですw「その後」では、アンケートやSNSシェアボタンが表示されます。なるほど。

「基本」では、自分の名前、住所、職業等基本的な情報を入力します。

「収支」は、毎月帳簿付けを行っていればほとんど自動で終わっています。あとは、家賃とか水道光熱費などのいわゆる「家事按分」や、源泉徴収をされている場合はそれも入力します。源泉徴収されている場合は、早めにクライアントに源泉徴収票をもらっておきましょう。入力が間違っていたら悲惨なので…

あとはこんな感じで、

控除の対象となるものや、在庫の確認もここで一気に行えます。わかりやすいですね。

「確認」では内容を確認するだけです。

そして、「提出」で提出完了。もちろんe-Taxでの申告にも対応していますので、印刷する必要もなし。簡単ですね!

おわり

確定申告は、難しいです。僕も基本的な計算方法や概念はある程度理解しているつもりですが、あくまでも「ある程度」ですよね。税理士ではないのでそこまで詳しくないのは当たり前なのですが、便利なサービスを使えば難しいことは考えずに済みますし、わからないことを調べている時間もかかりません。

最後にもう一度言いますが、「お金で時間を買う」のです。時は金なり。

ではでは、スマートな確定申告ライフを!

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